女流棋士の竹俣紅さん。
幼少期から将棋に打ち込み、若干14歳の時にプロデビュー。
またその容姿から美人女流棋士としてバラエティ番組などにも出演していました。
そんな竹俣紅さんですが、実は2019年3月末付でプロ棋士を引退していたことが分かりました。
引退の理由については様々な情報が飛び交っており、一部では師匠である森内俊之氏に破門された、という説も出ています。
そこで今回は気になる竹俣紅さんの引退理由について調べてみました。
竹俣紅がプロ棋士を引退!
竹俣紅さんのプロ棋士引退は、2018年12月10日、竹俣紅さん自身のブログにて発表されました。
いつもありがとうございます。皆様にお知らせがあります。私は、今年度末(2019年3月31日)をもちまして、公益社団法人日本将棋連盟を退会し、女流棋士を卒業することにいたしました。小学1年生になる少し前、近所の本屋さんでたまたま子ども向けの将棋の本に出合って将棋を始めてから、将棋界にはプロというものがあることを知って、なんとなくプロを目指すようになり、中学2年生でプロになりました。しかし、まだそのときは自分のなかに「好きなことを職業にするのが良い」という価値観しかなく、自分にその考え方が向いているかどうかや、大人になったときのことについて、あまり深く考えられていませんでした。好きなことを職業にする生き方ももちろん良いと思いますが、大学に入って、世の中にあるさまざまな価値観に触れたことで、そうではない生き方をしてみたいと思うようになり、将来は別の職業に就きたいと考えるようになりました。学生である今は、学業を中心に、いろいろなお仕事を経験させていただくことで、新しい職を見つけられたらと思っております。来年4月からは、外から将棋界を見守っていきたいと思います。今までも、これからも、ずっと将棋が大好きですのでそれが何か役に立つ日が来たら嬉しいです。ファンの皆さまには、引き続きよろしくお願い申し上げます。竹俣 紅
出典:竹俣紅オフィシャルブログ
引退理由については『大学に入って様々な価値観触れたことで将来は別の職業に就きたいと考えるようになった』とご本人は語っています。
幼少期から将棋をはじめ、優れた才能からトントン拍子にプロ入りし実績を重ねていった竹俣紅さんですが、大人になるにつれ将棋以外の方向に興味が湧いてきたようです。
高校生時代から女子高生棋士として『ワイドナショー』や『行列のできる法律相談所』など様々なバラエティ番組に出演し、タレントとしても活躍。
2017年4月には早稲田大学に合格したことで女子大生棋士という肩書も話題になりました。
しかしプロ棋士を引退するという事で、残念ながら女子大生棋士という肩書は今後無くなってしまいますね。
竹俣紅の引退理由は破門?師匠の森内俊之との関係や記録係拒否の真相は?
そんな竹俣紅さんですが、引退理由については破門されたのではないか?という噂も出ています。
竹俣紅さんの将棋の師匠は森内俊之さんという方なのですが、ある理由から関係が悪化し、破門されてしまったという噂が。
その理由とは、
1.プロ棋士の活動よりもテレビ出演などのタレント活動に力を入れていた事
2.記録係を拒否したこと
です。
竹俣紅のテレビ出演に師匠が激怒?
竹俣紅さんは高校三年生時の2016年、受験勉強に専念するため棋士としての活動を1年間休止しました。
しかしその後すぐに、芸能事務所『ワタナベエンターテインメント』に所属し、女子高生棋士として多くのバラエティ番組に出演。
これに対して師匠の森内俊之さんが激怒したそうです。
師匠のみならず将棋連盟からも『将棋を踏み台にしてタレントになる気か』と不信感を抱かれることとなったそうです。
竹俣紅が記録係を拒否?
さらに竹俣紅さんは記録係を拒否して、師匠の森内俊之さんから叱責されたとも言われています。
記録係とは、対局者の指し手や消費時間を記録する係の事。またそれ以外にも対局の準備や後片付けを行う事もあるそうです。
プロ棋士の試合は場合によっては数時間かかることも当たり前なので、記録係は非常に長い拘束を強いられることとなります。
そのため竹俣紅さんはこの記録係をするのを避けていたそうです。
とはいえこの記録係は、昔から若手棋士が行うことが慣例となっており、棋士としては大事な勉強の一つでもあるため森内俊之さんは竹俣紅さんを厳しく叱ったのだとか。
その際竹俣紅さん自身が森内俊之さんになんと返答したかは不明ですが、後に竹俣紅さんの母親が週刊文春の取材に対して、「ウチの子は記録係をする為に将棋を指しているんじゃない!」とコメント。
こうしたイザコザから、竹俣紅さんは破門されたのでは?という噂が出ることとなりました。
まとめ
以上、元女流棋士・竹俣紅さんの引退理由や破門の真相について調べてみました。
公式のブログではあくまで『別の職業に就きたいと考えるようになった』と述べている竹俣紅さんですが、将棋連盟や師匠である森内俊之さんとひと悶着あったのは事実のようです。
もしかしたらそうした揉め事が原因で将棋に対する情熱が無くなってしまった可能性もありますね。
今後はタレントとして活躍していくでしょうから、何かの機会に将棋連盟や師匠との関係について語ってくれるかもしれませんね。
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