上沼恵美子がM-1審査員を引退!理由は?後任は誰になる?

上沼恵美子

今年も年末の風物詩「M-1グランプリ 2018」が行われ、大盛り上がりで終了。

出場芸人はもちろんですが、毎年審査員を務める芸人さんにも注目が集まっています。

2018年は常連の松本人志さん、オール巨人師匠をはじめ、サンドウィッチマンの富澤さんやナイツの塙さんなど若手も審査員として活躍しました。

その中でも毎年歯に衣着せぬ審査で注目を集めている関西の大御所芸人・上沼恵美子さんが、2018年を最後にM-1の審査員を引退することを発表。

突然の発表に芸能界はもちろん、ネット上でも大きな話題になりました。

果たして上沼恵美子さんのM-1審査員引退の理由は?そして来年以降の後任は誰になるのでしょうか?

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上沼恵美子のM-1審査員の歴史

上沼恵美子さんが最初にM-1の審査委員を務めたのは2007年。

当時の大会委員長の島田紳助さんからの直々の依頼により、初の女性審査員として出演して以降2009年まで出演。

その後M-1がしばらく休止し、2015年の再開後は2016年~2018年までは松本人志さんからのオファーで審査員を務めています。

毎年歯に衣着せぬ辛口審査で、過去にはカミナリの芸風をバッサリ批判したり、マジカルラブリーに「よく決勝に残ったな」と酷評するなどし、毎年賛否の声を巻き起こしていました。

そして2018年もその切れ味は健在。

ジャルジャルに対し「好みじゃない」と言い切り低評価。

トムブラウンには「自分はもう歳だからわからない」と評しギャロップに対しては「自虐はウケない。今まで何してたんや」とこちらも低評価でした。

しかしその一方、ギャロップと同じく自虐ネタを披露したミキに対しては「ミキに自虐は突き抜けて芸になっている」と高評価。

ミキは敗者復活枠から上がってきたのですが、ミキに決定する前から「ミキに上がってきてほしい」と公言し、漫才披露後も「ファンだな」と激甘採点でした。

この自分の好みを前面に押し出した上沼恵美子さんの採点はネットでかなり賛否の声が分かれ、

  • 贔屓(ひいき)しすぎ
  • 歳だから分からないは審査員失格
  • 好みで言っているだけ
  • 矛盾している
  • 自虐ネタのギャロップが低評価で同じ自虐ネタのミキが高得点なのは謎

と炎上状態になっていました。

上沼恵美子がM-1審査員を引退することを発表

上沼恵美子さんのM-1審査員引退は、12月3日放送のラジオ番組「上沼恵美子のこころ晴天」で、ご自身の口から発表されました。

番組では前日放送の「M-1グランプリ2018」を振り返り、

  • 前半はちょっとダレましたよね。
  • よく残ってきたなっていう漫才が続きましたよね。

と相変わらずの辛口批評。

ですが最終的には

  • 最後に行けば行くほど盛り上がってきました。
  • 和牛は完成度が高い。いとし・こいしさんかと思いました。
  • ファイナルに上がる人がもう少しレベルアップすれば今後のM-1はもっと盛り返す。
  • もっとと数字(視聴率)行くんじゃないかな。島田紳助さんが作ったM-1いうソフトは、まだまだでかい

と出場芸人やM-1の今後を褒めたたえ総括しました。

そしてその流れで、

  • 私みたいな年寄りがあんな所にちょこんと座って偉そうにしてる場合じゃないんですよ。
  • 私は引退します、審査員を。
  • むしろ(出場者として)出たいですね。

M-1審査員を引退する旨を表明しました。

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上沼恵美子がM-1審査員引退の理由は?

上沼恵美子さんのM-1審査員引退の理由は何なのでしょうか?

ラジオでは「私みたいな年寄りが・・・」と語っていたものの明確な理由に関しては言及していません。

そのため引退の本当の理由は推測するしかありませんが、恐らく精神的・肉体的な疲労が理由にあるのではないかと思います。

具体的にはネットの炎上芸人からの声、そして自身の持病が関わっている可能性が高いのではないでしょうか。

ネットが炎上

前述の通り上沼恵美子さんの採点は毎年話題になり、当然否定的な意見もかなり上がります。

特に2016年のカミナリの「ドツキ漫才」という芸風を、「ドツキはいらない」と完全否定した件や、2017年にマジカルラブリーを「好みじゃない」「よく決勝に残ったな」酷評した件は、それぞれのファンからかなり不満の声が。

そして極めつけは2018年の審査。

「ミキが好き」「ミキのファン」を公言し、例年以上に自分の好みで採点をする姿が目立ちました。

過去にも何度か話題になってきた上沼恵美子さんの審査ですが、2018年は一番炎上していたように思えます。

実際にTwitterでも上沼恵美子さんの審査に対し批判的な声が目立ちました。

もちろん芸能界の第一線で長年活躍されている方ですから、今さらネットの批判をどの程度気にするかは分かりません。

しかしこれらのネットの声は少なからず上沼恵美子さんの耳にも入っているでしょうし、今回の引退と全く無関係だとは思えません。

芸人からも不満の声

上沼恵美子さんの審査方法に対してはネット上だけでなく、現役のお笑い芸人たちも不満を持っているようです。

その筆頭がとろサーモンの久保田さんと、スーパーマラドーナの武智さん。

M-1終了後の打ち上げで、酔った勢いで上沼恵美子さんと批判し、その動画をネット上に上げていました。

動画はすぐに削除され、久保田さんと武智さんはTwitter上で謝罪。

現在は一転して久保田さんと武智さんが炎上状態にありますが、一部では「よく言った」「人生かけれM-1に望んでるのに好き嫌いで評価されたらたまらん」と擁護の声もあるようです。

またインターネットのテレビ番組「AbemaTV」で12月4日深夜に放送された「霜降り明星生出演!M-1漫才語り尽くしSP」では、番組に出演していたハライチの岩井さんが上沼恵美子さんの事を暗に批判していました。

この放送ではハライチ岩井さんが、上沼恵美子さんの審査方法をや基準をやんわりと批判。

司会のスピードワゴンさんや他の芸人さんたちも、ハッキリとは言っていませんが同意するような声が多く上がっていました。

現役の芸人さんから見ても上沼恵美子さんの審査は納得いかない部分が多かったようです。

これらの芸人たちの声が直接届いてはいないかもしれませんが、お互いプロの芸能人ですしなんとなく不満の風はご本人も感じているのではないでしょうか。

持病も影響?

上沼恵美子さんは2017年7月、自信が「夫源病」という病気を患っていることを告白しています。

「夫源病」とは夫の何気ない言動や、夫の存在そのものが強いストレスとなり、身体に支障をきたす病気の事。

主な症状はめまい、頭痛、耳鳴り、どうき、息切れ、胃痛、不眠、全身の痛み、呼吸困難などで、夫への不満をため込む人や発散が苦手な人、良妻賢母タイプの方が罹りやすい病気だそうです。

上沼さんの旦那さんは、元関西テレビの常務取締役や制作局長を務めた上沼真平氏。

結婚40年以上の熟年夫婦ですが、上沼さんの病気が原因で現在は別居されていると言います。

離婚は発表されていませんが、上沼さんの病気が改善したとの報道もありません。

前述の通りめまいや頭痛を伴う病気ですし、それでなくても上沼さんは現在63歳。

一組一組の審査も神経を使うでしょうし数時間に及ぶ生放送は体力的に負担が大きいはずです。

特に審査員の登場シーンや最後の表彰やトロフィーの授与など決め事も多いため、階段や段差を通らなければいけないことも。

放送中にめまいなどが起きてしまう可能性を考えると、緊張感に包まれた長時間の生放送は避けた方が良いのかもいしれません。

もちろんご本人が公言しているわけではありませんが、今回のM-1審査委員引退の一因にはなっているのではないでしょうか。

上沼恵美子のM-1審査員引退後の後任は誰になる?

上沼恵美子さんがM-1審査員を引退してしまったら、後任は誰になるのでしょうか?

上沼さんは言うまでもなく大御所で、過去には自身も漫才で数々の賞を受賞し女性漫才師の第一人者と言われているレジェンド的な芸人さんです。

確かに好き嫌いが強かったり辛口だったりとなにかと炎上することも多いですが、審査好き嫌いの感情が入るのは必ずしも悪いことではありませんし、女性目線の審査という意味でも唯一無二の審査員だったのではないでしょうか。

実際、今回の引退発表に対しては

  • 辞めないでほしい
  • 女性審査員を増やしてほしい
  • なんだかんだ正当に評価してた

という声が。

しかし残念ながらここまで公に引退を発表した以上、さすがに撤回する可能性は低い気がしますね。

後任に関してはもちろん現段階では何も発表されていません。

上沼恵美子さんの後任が務まる芸人さんは正直多くない気がしますが、「女性審査員を増やしてほしい」という声もあるため、ネット上では以下の方の名前が挙がっています。

  • 内海桂子さん(漫才協会名誉会長)
  • ハイヒール・リンゴさん(お笑いコンビ・ハイヒール)
  • 海原 やすよさん(海原やすよ・ともこ)
  • 海原 ともこさん(海原やすよ・ともこ)

御年96歳で漫才協会の名誉会長・内海桂子師匠や、ダウンタウンの同期の女性コンビ・ハイヒールのリンゴさん、中田ボタンさんの弟子の実力派女性コンビ、海原やすよ・ともこさんなど女性芸人さんを希望する声が多いようです。

個人的な予想では、ハイヒールのリンゴさんが最も可能性が高いと思います。

内海桂子師匠はさすがに年齢的に負担が大きいでしょうし、海原やすよ・ともこさんだとキャリア的に少し足りない気もします。(海原やすよ・ともこさんはココリコなどと同期)

女性漫才師でキャリアも実力もあり、上沼恵美子さんの変わりが務まりそうなのはハイヒールのリンゴさんが一番適していると思います。

リンゴさんは主に関西で活動していますが、最近では関東での仕事にも積極的に取り組んでいますし、仕事の幅を広げているような動きもあります。

ダウンタウンの同期ということでキャリアは申し分ないので、来年の審査員席にはリンゴさんが座っている可能性は十分にあり得るのではないでしょうか。

まとめ

以上、上沼恵美子さんのM-1審査員引退の理由は?そして来年以降の後任は誰になるのでしょうか?という事についてご紹介しました。

上沼恵美子さんが審査員を引退してしまうのは残念ですが、ご本人の決断なのでどうしようもないですね。

理由については本当のところは分かりませんが、いずれ明確にしてくれる日が来るかもしれません。

来年以降の後任が誰か気になるところですが、女性審査員という枠は必要だと思いますので、個人的にはハイヒールのリンゴさんに是非やってもらいたいですね!

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