人気お笑いコンビ・ガンバレルーヤのよしこさんに下垂体腺腫(かすいたいせんしゅ)という病気が発覚、手術のため一時休養することが発表されました。
下垂体腺腫とはあまり聞きなれませんが、どんな病気なのでしょうか?
下垂体腺腫という病気の原因や治療法、またよしこさんの復帰時期について調べてみました。
目次
ガンバレルーヤよしこの下垂体腺腫とはどんな病気?
まずは下垂体腺腫という病気について簡単にご説明します。
下垂体腺腫とは、ホルモンの働きをコントロールしている下垂体という脳の部位にできる腫瘍のこと。
この下垂体という部位にできる腫瘍としては下垂体腺腫の他に、ラトケ嚢胞、頭蓋咽頭腫、髄膜種などがありますが、中でも下垂体腺腫は最もできる頻度が高い腫瘍といわれています。
また下垂体腺腫にはホルモン分泌が過剰である機能性下垂体腺腫と、過剰ではない非機能性下垂体腺腫の2種類がありますが、よしこさんがどちらの腺腫かは明らかになっていません。
幸いそのほとんどは良性で転移の心配も低いと言われています。
下垂体腺腫の症状
下垂体腺腫の症状は視野障害や視力障害、ホルモンの過剰分泌や分泌低下による顎、鼻、唇などの肥大化、体重の減少や高血圧などがあげられます。
そのため自覚症状としては、
- 視力の低下
- 生理不順
- 噛み合わせが悪くなった
- 指輪のサイズが変わった
- 急激に太った
- 治療をしていても血圧や血糖値が改善しない
などがあげられます。
ガンバレルーヤよしこの下垂体腺腫の原因や治療法は?
下垂体腺腫の原因は?
下垂体腺腫ができてしまう原因は何なのでしょうか?
実は下垂体腺腫に限った話ではないのですが、脳腫瘍の原因のほとんどは明らかになっていません。
そのため、よしこさんの下垂体腺腫の原因も現時点では分かっておらず、今後も明らかにはならないと思います。
一般的には「遺伝」か「転移」の二つが原因の可能性が高いとは言われていますが、確定的な情報ではありません。
人間の脳というのは非常に複雑で、専門医をしてもまだ解明できていない点が多いようです。
下垂体腺腫の治療法は?
下垂体腺腫の治療は主に手術によって行われます。
ただ、腫瘍の種類や状況によっては薬物療法やガンマナイフによる治療が行われるケースもあるようです。
下垂体腺腫の手術は、鼻の穴から内視鏡や顕微鏡を使用し腫瘍にたどりつき、摘出する方法がとられます。
前述の通り良性で転移の可能性は低いとされているため、術後の感染症にさえ気を付ければ無事退院できると思われます。
ガンバレルーヤよしこの復帰はいつ?
よしこさんの復帰時期に関しては「手術後の経過をみて、医師の判断に従い、関係各位と相談の上で調整」と発表されています。
下垂体腺腫の手術による入院期間は一般的に約3週間と言われています。(検査で7日~10日間、手術後の検査や術後のケアで1~2週間程度)
そのためよしこさんも退院自体は12月半ばにはできると思いますが、さすがに退院後すぐに仕事復帰というわけにはいかないでしょう。
年末年始は芸人さんにとって多忙な時期ではありますが、早くても復帰は年明けになるのではないでしょうか。
まとめ
以上、ガンバレルーヤよしこさんの下垂体腺腫という病気の原因や治療法、復帰時期について調べてみました。
脳腫瘍の一部という事で非常に心配ですが、一般的には良性が多いと言われていますので少し安心しました。
売れっ子で多忙な芸人さんですので、ぜひこの機会にゆっくり休んでほしいものですね。
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