毎年日本列島に上陸し猛威を振るう台風。
異常気象や環境の変化により年々激しさを増し、私たちの生活に及ぼす影響も大きくなっていますね。
そんな台風ですが、1年間を通して一番多い時期はいつなのでしょうか?
なんとなく、夏や秋ごろに多いイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、台風が多い時期は夏や秋というイメージは本当なのか、過去のデータを参考に調べてみましたのでご紹介します。
なお、台風の際の対策や台風の定義・発生の仕組みについてなどは別の記事でもご紹介していますので、ご覧ください。
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台風が多い時期は夏と秋?過去の発生データは?
台風が多い時期は夏や秋というイメージですが、日本における台風の過去の発生件数について気象庁がデータを発表していますのでご紹介します。
こちらは2011年~2017年の発生件数です。
パっと見ただけでも、7月~9月あたりが多そうですね。
各月の発生件数を合計してみました。
1月:4件
2月:3件
3月:3件
4月:4件
5月:5件
6月:16件
7月:31件
8月:31件
9月:38件
10月:26件
11月:11件
12月:8件
やはり、7月~10月の間に多く発生していることがわかるかと思います。
どうやら台風は夏と秋に多いというのは本当だったようです。
9月が一番多いというのは少し意外だったのではないでしょうか?
逆に12月~2月の冬の時期でも一定数発生してるというのも驚きですね。
台風が夏や秋に多い理由は?
ではなぜ夏や秋に台風が多いのでしょうか。
その理由については風の流れが関係しています。
台風自体は熱帯・亜熱帯地方の海上で季節を問わず常に発生しています。
そして台風の進路は上空の風によって決まっていきますが、この風は季節によって流れる方向が変化しています。
その方向が夏~秋にかけて日本に向かうため、その季節は台風が日本に上陸する可能性が高まっているのです。
まとめ
以上、台風が多い時期を過去のデータを参照にご紹介しました。
なんとなく夏や秋に多いというイメージがありますが、その通りでしたね。
改めて数値で見ることで、対策や旅行の計画なども立てやすくなりますね。
台風が多い時期はニュースなどに注意してしっかり計画を立てるようにしましょう。
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