2019年4月1日、平成に代わる新たな元号が発表されました。
長年慣れ親しんだ『平成』から新たな元号ですが、今回の変更は天皇の生前退位という事で、これは1817年5月7日に光格天皇が生前退位されて以来の、実に 202年振りの出来事として話題。
しかし早速一部では『ダサい』なんて否定的な声も(笑)
今回発表された新元号について、名前の由来やなぜ決まったのか、だれが決めたのか?、一部で上がっている『ダサい』という声も合わせてご紹介します!
新元号は令和!
2019年4月1日、菅義偉官房長官から発表された平成に代わる新元号。
その名は。。
令和!!
うん、何とも言えません!w
やはり『平成』がが長く続いたので違和感がありますが、きっとすぐに慣れるのでしょう。
新元号令和の由来は?なぜ?
さて、そんな新元号令和ですが、その由来はなんなのでしょうか?
菅義偉官房長官によると新元号令和の由来は日本最古の歌集「万葉集」から取られたそうです!
万葉集にある梅の花の歌32首の序文。
『初春の令月にして、気淑(よ)く風和(やはら)ぎ、梅は鏡前(きやうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香(かう)を薫(かをら)す。』
だとのこと!
ちなみに元号の決め方は1979年に制定された『元号法』をもとに決められています。
とはいえこの元号法は下記のたった2項(+附則2項)から成り立っており特に具体的な手続きや条件はありません。
本則
第1項:元号は、政令で定める。
第2項:元号は、皇位の継承があった場合に限り改める。
附則
第1項:この法律は、公布の日から施行する。
第2項:昭和の元号は、本則第一項の規定に基づき定められたものとする。
出典:wikipedia
ちなみに『平成』の由来は、『史記』五帝本紀の「内平外成(内平かに外成る)」、『書経』大禹謨の「地平天成(地平かに天成る)」からとっており、「内外、天地とも平和が達成される」という意味だそうです。
そして『昭和』の由来は、『四書五経』の一つ書経尭典の「百姓昭明、協和萬邦」から。
そもそも『元号』という文化は中国から渡ってきたものなので、元号の名称は中国の古典から引用されているようですね。
しかし今回、初めて日本の古典から元号が決まることとなりました。
新元号令和はダサイ?
そんな新元号令和ですが、一部ではダサイ!という声も上がっています。
#元号 #令和
令和だってよ。新元号。読みやすいし、描きやすいけどちょっとダサい? pic.twitter.com/fNLWqhhKkW— まぐろ🐟@ハニマス推し (@kotaaa9317) 2019年4月1日
令和ってなんかダサいな〜って思うの僕だけ???
— なす🍆 (@nasubisuzu) 2019年4月1日
令和って響きがダサい
— ポテトフライ チキン味 (@kazu00015) 2019年4月1日
どうでしょうか??
大正、昭和、平成と続いて令和。
きっと昭和も平成も、発表された当初は違和感があったのでしょう。
令和もきっとすぐに慣れていくのではないでしょうか?
新元号令和は誰が決めた?
そんな新元号ですが、いったい誰が決めたのでしょうか?
発表によると全閣僚の協議の上決まったとのこと。
ちなみに、「年号の歴史」(1996年雄山館発行)によると、元号の選定条件は、以下の6つ。
(1)国民の理想としてふさわしいような、よい意味を持つものであること。
(2)漢字2文字であること。
(3)書きやすいこと。
(4)読みやすいこと。
(5)これまでに元号または送り仮名として用いられたものでないこと。
(6)俗用されているものでないこと。
令和も上記の条件に当てはまっている・・・?のでしょうか。
1番の『国民の理想としてふさわしいような、よい意味を持つもの』が、なかなか難しいですね(笑)
『平成』という元号は、安岡正篤という陽明学者が考案したものでした。
由来は前述の通り「内外、天地とも平和が達成される」という意味ですね。
まとめ
以上、新元号令和について、由来やダサイという声、誰が決めたのかなど調べてみました。
30年続いた『平成』に代わる元号は、なかなか馴染むのに時間がかかりそうです。
とはいえ、せっかく決まった元号ですので、徐々に慣れtて行きたいですね!
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