今年も梅雨の季節がやってきました。
空も常に薄暗く、空気もジメジメ。梅雨の季節になると、何となく体調が優れない。。という方も多いのではないでしょうか。
実はこの梅雨の体調不良は「梅雨だる」とも呼ばれているもので、体調不良の他にもさまざまな症状があります。
今回は、梅雨の体調不良(梅雨だる)の症状と原因、対策をまとめましたのでご紹介します!
目次
梅雨の体調不良(梅雨だる)の症状とは?頭痛や眠気も。
梅雨の体調不良(梅雨だる)の状についてまとめてみました。
代表的なのは以下の通り。
1.頭痛
2.眠気
3.身体がだるい
4.身体がむくむ
5.目眩がする
6.食欲不振
7.やる気が出ない
8.疲労感
9.身体の冷えを感じる
10.肩がこる
・・・などなど。
梅雨はなんとなく体調が悪い、、という方は多いと思いますが、これら上記の症状が出る方は、梅雨特有の体調不良(梅雨だる)の可能性があります。
特に女性に多いと言わており、他にも「胃腸障害」「便秘」や「下痢」「微熱」などを訴える方も多いようです。
梅雨の体調不良(梅雨だる)の原因は?
では、この梅雨の体調不良(梅雨だる)の原因はなんなのでしょうか?
自律神経の乱れ
梅雨の体調不良(梅雨だる)の主な原因の一つに、「自律神経の乱れ」が挙げられます。
自律神経とは、循環器、消化器、呼吸器や体温調整、免疫、ホルモンなどの働きを総合的に調整する神経の事で、体が活動している昼間などに働く交感神経と睡眠時など夜に活発になる副交感神経の2つがあります。
この2つがバランスよく働いていることで私たちの心身の健康を保っており、2つのバランスを損なわれてしまうことを「自律神経の乱れ」と呼びます。
自律神経の乱れが酷くなると、やる気が起きない、気分が沈むといった症状が見られ、 肉体的な面でも頭痛や微熱、身体のだるさ、食欲不振、不眠などの症状を引き起こしてしまいます。
そしてこの「自律神経」と「天気」は密接な関係があります。
雨の日は気圧が下がる事によって、本来であれば交感神経が働かなくてはいけない時に副交感神経が働いてしまったり、寒暖差の激しさによる体温調整で自律神経に負担がかかるなど、自律神経が乱れやすくなります。
そのため梅雨の時期になると、気圧や気温の変化の激しさから交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、自律神経の乱れが起きやすくなってしまうのです。
湿度の高さ(湿気)
また、湿度の高さ(湿気の多さ)によって体内に水が溜まりやすくなることも原因です。
体内に過剰に水が溜まることで血行不良などを起こし、頭痛やめまい、食欲不振など様々な症状を引き起こすと言われています。
運動不足
さらに梅雨の時期は天気が悪いため、必然的に外出が減り室内で過ごすことが多くなります。
そのため運動不足になり、身体の血行が悪くなったりストレスが溜まるなどし、気分もなんとなく鬱屈としてしまいます。
日照不足
日照不足とは、日に当たっている時間が少なくなっている状態のことです。
私たちの体は日光を浴びると、「ビタミンD」を作り出すのですが、ビタミンDが不足すると「うつ病」の症状が出やすくなるということが、近年明らかになっています。
梅雨の時期は室内で過ごす時間が増えることで日照時間が減り、ビタミンDの生成量が低下します。
そのため、なんとなく気分が優れない、やる気が出ない、といった症状が表れます。
また、気分をコントロールするセロトニンというホルモンの分泌量も減ってしまい、憂うつや睡眠障害になりやすくなってしまいます。
梅雨の体調不良(梅雨だる)の対策!頭痛や眠気を乗り切るために!
梅雨の体調不良(梅雨だる)の症状や原因が明らかになったところで、最後に梅雨を元気に乗り切るための対策をご紹介します。
生活リズムを整える
規則正しい生活を送る事で、自律神経のバランスを整えることができます。
過度な夜更かしや早起きは控え、就寝と起床の時刻を一定に保つようにしましょう。
また、交感神経が活発になる日中にはしっかりと身体を動かし、副交感神経が優位になる夜にはしっかりと休息をとるようにしましょう。
そうすることで交感神経と副交感神経のバランスが整い、梅雨の体調不良(梅雨だる)の症状の多くを改善できます。
食事をしっかり摂る
食事をすることで交感神経が活発になり、その後の消化吸収では副交感神経が活発になります。
そのため、3食しっかり決まった時間にとることで自律神経を整えることができます。
特に朝食をとることで朝から自律神経が活発になり、一日のリズムが整いやすくなりますね。
もちろん、栄養バランスも重要。
暴飲暴食や不摂生は避け、タンパク質・ビタミン類・脂質・糖質・ミネラルの5大栄養素をバランス良く摂るよう心がけましょう。
良質な睡眠をとる
睡眠は疲労回復だけでなくストレス低減や免疫力の向上など様々な効果があります。
必要な睡眠時間は人それぞれですが、少なくとも6時間以上はしっかり寝たいですね。
日の光を浴びる
日照不足を解消するために、晴れた日はなるべく外に出ましょう。
太陽の光を浴びることでビタミンDの生成やセロトニンの分泌が促されますので、気分が晴れやかになります。
梅雨はなかなか晴れ間が出ない日が続きますが、数少ない晴れた日は短い時間でもいいので必ず外出するよう心がけましょう。
適度な運動
運動不足を解消するために、なるべく意識して身体を動かすようにしましょう。
ジムに通うなどできればベストですが、室内でもストレッチや軽い筋トレをするだけでも効果はあります。
室内でできるスポーツも
部屋の除湿や掃除
梅雨は湿気が多いため、室内もジメジメしがち。
放っておくとダニやカビの原因ともなりえるので、こまめに掃除や除湿をすることが大事です。
換気や除湿器、空気清浄機を活用しましょう。
まとめ
以上、梅雨の体調不良(梅雨だる)の症状や原、対策を調べてみました。
梅雨の時期は様々な症状に悩まされますが、部屋でじっとしているのももったいないですよね。
梅雨を元気に乗り切るために、しっかりと対策を行っていきましょう!
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