少年ジャンプで連載中の大人気漫画・ハンターハンター。
魅力的なキャラクターや高度な心理戦・ドラマティックな展開により熱狂的なファンを多数抱える少年ジャンプの看板漫画ですが、とにかく休載が多いことでも有名。
もはやその多さは「連載している事の方が珍しい」というほどのレベル。
そこで今回はハンターハンターのこれまでの休載期間や回数など、休載の歴史について調べてみました。
目次
- 1 ハンターハンター休載の歴史をまとめ!
- 1.1 休載1回目(2006年2月~2007年10月/休載期間:約1年8カ月)
- 1.2 休載2回目(2007年12月~2008年2月/休載期間:約3カ月)
- 1.3 休載3回目(2008年5月~2008年9月/休載期間:約4カ月)
- 1.4 休載4回目(2008年12月~2009年12月/休載期間:約1年)
- 1.5 休載5回目(2010年6月~2011年8月/休載期間:約1年1カ月)
- 1.6 休載6回目(2012年3月~2014年5月/休載期間:約2年3カ月)
- 1.7 休載7回目(2014年9月~2016年4月/休載期間:約1年8カ月)
- 1.8 休載8回目(2016年7月~2017年6月/休載期間:約11ヶ月)
- 1.9 休載9回目(2017年9月~2018年1月/休載期間:約4ヶ月)
- 1.10 休載10回目(2018年4月~2018年9月/休載期間:約5ヶ月)
- 1.11 休載11回目(2018年11月~/休載期間:未定)
- 2 まとめ
ハンターハンター休載の歴史をまとめ!
ハンターハンターの連載が開始したのは1998年。
開始当初は順調に掲載されていたものの、1年も経つころには徐々に休載が目立つように。
当時はほぼ下書きのような状態で掲載されることもあり、だんだんと雲行きが怪しくなっていきます。
そして2006年、年単位に及ぶ本格的に休載が始まりそれ以降は休載が常態化する用になりました。
そのため今回は2006年以降の、3か月以上の長期休載についてご紹介します。
休載1回目(2006年2月~2007年10月/休載期間:約1年8カ月)
記念すべき(?)長期休載第一回目は2006年。
当時はキメラ=アント編という非常にシリアスな展開が続いていました。
この頃はほぼ毎週下書き状態で掲載されており、話の展開と下書きの絵が相まってそれはそれで不思議な見応えがありました(笑)
当時から短いスパンで休載と再開を繰り返しており、長期休載の予兆はありました
そしてついに2006年2月20日、約1年8カ月に及ぶ休載が始まります。
ちなみに2006年の掲載回数がわずか4回でした。
休載2回目(2007年12月~2008年2月/休載期間:約3カ月)
2007年10月、待ちに待った連載再開です。
巻頭カラーで大々的に再開したものの、10週後の12月にまたも休載のお知らせ。
この時点でキメラ=アント編は開始から4年ほどたっていましたが、休載により話が進まず脱落する読者が多数発生しました。
休載3回目(2008年5月~2008年9月/休載期間:約4カ月)
長期休載から復帰後わずか10週で再度休載。
多くの読者を落胆させたものの、今度は約3か月で復帰しました。
しかし喜びもつかの間、またも10週連載後に休載に入ります。
この辺りから「10週連載後に休載」というペースが固まってきました。
当時は人気キャラ同士の対決が佳境に入っており、多くの読者をやきもきさせました。
休載4回目(2008年12月~2009年12月/休載期間:約1年)
今度は約4か月後に連載再開。
無事一つの戦闘がひと段落したところで、またも休載です。
今回も10週連載後の休載となったため、「冨樫は10週が限界」が完全に定着しました(笑)
しかも今度の休載は長く、1年にも及びました。
休載5回目(2010年6月~2011年8月/休載期間:約1年1カ月)
約1年後に連載を再開。
さらに連載再開と合わせて2度目のアニメ化も決定しました。
そしてファンの予想をよそに10週を過ぎても掲載が続いていきました。
物語もどんどん盛り上がっていき、ファンのテンションも最高潮に・・・!
ですが半年ほど掲載をつづけた後、ついに休載が決定。
今回は約20週続いたものの、休載期間も1年1ヶ月と長期に渡りました。
休載6回目(2012年3月~2014年5月/休載期間:約2年3カ月)
そして1年以上の充電期間を経て連載再開。
その後はなんと30週も連載が続きます!
30週連続なんて他の漫画では普通の事なのですが、ハンターハンターとなると大ニュースです(笑)
長きにわたったキメラ=アント編も終わり、物語は新展開を迎えました。
そして当初のテーマであった、主人公・ゴンとその父親・ジンが再開。
近年の休載の多さから、ここで連載も終了するのか・・・と思いきや、ここから暗黒大陸編という、また新しい展開が始まりました。
新キャラや新設定が続々登場し、これだけ休載を繰り返していたにもかかわらず人気は全く衰えませんでした。
そして読者の期待を煽るだけ煽り、またも長期休載に(笑)
休載7回目(2014年9月~2016年4月/休載期間:約1年8カ月)
合間に人気キャラ・クラピカの外伝的なエピソードを挟むも、話の本筋は進むことが無く今回の休載は2年以上の休載。
再開した2014年5月から9月までの間は、休載と連載を交互に挟みながら約10話分ほど掲載。
2年もの間を開けたにもかかわらず、連載再開後の展開は絶賛の嵐でした。
既存のキャラも見事に活かしつつ、新キャラも登場。
新たな設定や伏線も張りつつ、またも2年近い休載に入ります。
しかしこの頃には休載を責める声はかなり少なく、ファンもすっかり耐性がついていました。
休載8回目(2016年7月~2017年6月/休載期間:約11ヶ月)
またも2年間ファンを待たせ、2016年4月から連載が再開。
再開後の展開は、全キャラ中1,2の人気を誇るキャラクター、クロロとヒソカの直接対決。
以前から期待されていた待望のこの対決に、ファンは2年の休載なんて忘れて大盛り上がり。
戦い自体も多くの謎や考察要素を残し終了。
さらに人気キャラの死という衝撃的な展開を迎え、ひと段落したところで再度休載に入りました。
休載9回目(2017年9月~2018年1月/休載期間:約4ヶ月)
約1年の休載を経て2017年6月から連載が再開。
人気キャラのクラピカや幻影旅団の面々が活躍し、少しづつ話が展開していきます。
しかし今度は依然と同様、10週連載して休載という流れに。
休載10回目(2018年4月~2018年9月/休載期間:約5ヶ月)
今度の休載は約4カ月と、これまでですっかり耐性がついているファンには非常にありがたいペースで再開しました。
ですがまたも10週連載で休載。
完全に依然のペースに戻ってしまいました。
休載11回目(2018年11月~/休載期間:未定)
そして2018年9月、約5ヶ月半ぶりに連載が再開したものの、今度はわずか2ヶ月連載後に再び休載。
冨樫義博さん曰く
- 次の10週分ネームは出来ている
- 体調や状況と相談しつつ原稿進めて行く
とのことですが、連載再開は未定。
ネームが出来ているなら再開は早そうですが、どっちにしても10週分のネームが完成し次第また長期休載に入りそうな雰囲気ですね。
まとめ
ハンターハンターの3か月以上に渡る長期休載の回数は約11回、期間は最長で2年間(2012年3月~2014年5月)ということでした。
これだけ休載を繰り返しているにもかかわらず、一定の人気とファンを抱える作品はハンターハンターの以外考えられませんね。
作者の冨樫義博はよく「天才」といわれますが、作品のクオリティを見る限りまさにその言葉がぴったりな気がします。
少年漫画として王道の面白さもありつつ、大人や漫画通が読んでも十分楽しめる漫画です。
現状再開は未定とのことで非常に待ち遠しいですが、さらなる展開を期待して待ちましょう!
コメントを残す