なつぞらのアニメオマージュシーンまとめ!ハイジやジブリ、ルパンなど!

 

2019年4月から放送されているNHK朝の連続テレビ小説『なつぞら』

放送の度に感動的な演技やシーンが話題となっている今作ですが、実は名作アニメのオマージュシーンが随所に差し込まれていることでも話題。

今回はそんな『なつぞら』のアニメオマージュシーンをまとめてご紹介します!

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なつぞらのアニメオマージュシーンまとめ:オープニング


『なつぞら』はまず、オープニングが朝ドラ初の全編アニメーションで制作されています。

タイトルバックはかつてスタジオジブリに在籍していたフリーのアニメーター・刈谷仁美さんが担当。

1960~70年代の日本のアニメーションのテイストにかなり近づけた仕上がりとなっており、制作統括の磯智明プロデューサーも「オマージュというか、そういったところにかなり似せて作っているところはある」と認めています。

赤い服を着た女の子がシカやキツネなどの動物たちと森を歩いているオープニングシーンは、放送当初から『ハイジだ』『世界名作劇場みたい』と話題に。

さらに磯智明プロデューサーは今後について、「高畑さんや、その世代のそうそうたるアニメーターの方たち皆さんへのオマージュ。軌跡や偉業の一端でも表現できれば」と、高畑勲監督や宮崎駿監督といったアニメ界の巨匠たちへのオマージュが登場することを明かしていました。

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なつぞらのアニメオマージュシーンまとめ:第1話

4月1日に放送された第1話では、『風立ちぬ』や『火垂るの墓』の他、『キャンディキャンディ』や『となりの』

風立ちぬ


オープニングで主人公のなつが絵を描いているシーンが、ジブリ映画『風立ちぬ』に雰囲気が似ているとの声が。

構図的にもオマージュはほぼ間違いなさそうですね。

火垂るの墓

第1話は主人公のなつが戦災孤児となった東京大空襲の回想シーンがアニメで描かれていました。

火の海となってしまった東京で、なつが母親と離れてしまったいきさつが描かれていたのですが、その際の絵のタッチやおかっぱ頭の女の子の描写などは『火垂るの墓』を彷彿とさせるものでした。

キャンディキャンディ

主人公・なつは父の戦友である柴田剛男の家に引き取られました。

この柴田家の面々となつの関係性や家族模様に、1970年代後半に放送されていた少女アニメ『キャンディキャンディ』を思い出す視聴者も多かったようです。

となりのトトロ


作品全体の雰囲気もそうですが、藤木直人さん演じる柴田剛男が、「『となりのトトロ』のお父さんっぽい」という声も。

初回からたくさんのオマージュが散りばめられています。

なつぞらのアニメオマージュシーンまとめ:第2話

続く第2話では、『ルパン三世』や『千と千尋の神隠し』など。

『この世界の片隅に』という最近の作品の名前も挙がっています。

ルパン三世

藤木直人さん演じる柴田剛男が、松嶋菜々子さん演じる妻の柴田富士子に『ふ~じこちゃん』と(笑)

このセリフありきかのような役名もまた面白いですねw

これは分かりやすいオマージュでした。

ただこれは藤木直人さんのアドリブなんだそうです。

千と千尋の神隠し

なつが『ここで働かせてください!』と叫ぶシーンは、『千と千尋の神隠し』から。

セリフ自体はそう珍しいものではありませんが、子どもの立場でそれを叫ぶという状況が、まさにオマージュですね。

この世界の片隅に

2016年に公開されたアニメ映画『この世界の片隅に』と似ているという意見も。

全体的な雰囲気や『アイスクリーム』の効果的な使い方など、随所にオマージュを感じさせるものがありました。

なつぞらのアニメオマージュシーンまとめ:第3話

第3話では、『アルプスの少女ハイジ』や『フランダースの犬』『赤毛のアン』などの作品名があがりました。

アルプスの少女ハイジ


なつが牛の乳しぼりをするシーンがあったのですが、ここは『アルプスの少女ハイジ』を連想させますね。

また、草刈正雄さん演じる柴田泰樹と、なつの関係そのものが『アルプスの少女ハイジ』っぽいと感じる方が多いようです。

フランダースの犬

荷馬車のシーンは『フランダースの犬』のオマージュ。

全体的に登場人物や関係性が似ている部分もあるようですね。

赤毛のアン

馬車に乗って並木道を走るシーンは、『赤毛のアン』ですね。

効果的にオマージュが使われています。

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なつぞらのアニメオマージュシーンまとめ:第4話

第4話では、『母をたずねて三千里』や『千と千尋の神隠し』など。

菓子屋・雪月で手作りアイスクリームを食べるシーンがあり、そこには『母をたずねて三千里』の手作りアイスクリームを売り歩くエピソードが浮かびます。
それから、アイスを食べながら泰樹がなつに語りかけるという印象的なシーンがあり、泰樹の言葉になつが泣きだすところは、『千と千尋の神隠し』でハクのおにぎりを食べて涙する千尋そのものでした。
帰りはニコニコしながら荷馬車に乗るなつのシーンは、『赤毛のアン』のマシュウとアンのオマージュで間違いないでしょう。

母をたずねて三千里

なつが菓子屋・雪月で手作りアイスクリームを食べるシーンがありましたが、『母をたずねて三千里』でも、手作りアイスクリームを売り歩くエピソードが。

こちらもオマージュのようですね。

千と千尋の神隠し

草刈民雄さん演じる柴田泰樹となつが並んでアイスを食べるシーンは『千と千尋の神隠し』のオマージュ。

泰樹がなつに語りかけ、なつが泣きだすところも、『千と千尋の神隠し』でハクのおにぎりを食べて涙する千尋と重なります。

なつぞらのアニメオマージュシーンまとめ:第5話

第5話では再び『となりのトトロ』のオマージュが発見されました。

となりのトトロ


なつは学校に通い始めるのですが、学校内の風景は『となりのトトロ』とそっくり。

また、先生がなつの事情を説明するところや、「皆さん、仲良くしてくださいね」のセリフが、『となりのトトロ』で先生がメイちゃんを紹介した時と同じ流れ。

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なつぞらのアニメオマージュシーンまとめ:第6話

第6話では、再び『母をたずねて三千里』からオマージュが。

ちなみに主人公・なつのモチーフとなった人物は奥山玲子さんという方。

この方は『母をたずねて三千里』で作画監督補佐を務め、旦那さんである小田部羊一さんは作画監督を務めていました。

そして小田部洋一さんは、『なつぞら』でアニメーションの時代考証を担当するなど、『なつぞら』と関係性が深いようです。

母をたずねて三千里

第6話でなつは、東京の孤児院にいるお兄さんに手紙を書きます。

しかしいくら手紙を書いてもお兄さんから返事が返って来ず、なつは柴田家を後にして兄をたずねるため東京へと歩いて向かう。。というストーリーでした。

この一連のストーリーは、そのまま『母をたずねて三千里』のオマージュですね。

『母をたずねて三千里』で、主人公のマルコは母親に手紙を書きますが返事は来ず。心配したマルコは母に会いにアルゼンチンまで旅に出る。。というものでした。

まとめ

以上、『なつぞら』のアニメオマージュシーンをまとめてご紹介しました。

数々の名作アニメが効果的にオマージュとして使われている本作。

朝ドラとしては初めての試みも多く、より多くの年齢層にアプローチされています。

今後どんな作品のオマージュがあるのかも、楽しみの一つですね!

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