2018年12月2日、平成最後の「M-1グランプリ2018」が放送。
実力のある芸人さんたちが繰り広げる珠玉のネタで、日本中が大盛り上がりしました。
そんな中でも出場芸人以外に話題になったのは、審査員を務める上沼恵美子さん。
過去にはカミナリやマジカルラブリーに厳しめのコメントをして話題になりましたが、今年も上沼恵美子さんの採点やコメントに大いに注目が集まりました。
特に兄弟漫才コンビ「ミキ」への贔屓(ひいき)がスゴイとも話題で、一部では炎上状態となっています。
目次
上沼恵美子のM-1コメントまとめ!
まずは各出場者に対する上沼恵美子さんのコメントをまとめてみました。
1番手:見取り図(88点)
前半が古い。後半は良かったのでそのままの勢いで最初から行ってほしかった。アガらずできるのはすごい。
スーパーマラドーナ(89点)
設定に入るときは期待できた。後半は悪いけどグシャットした。ネタが難しかった。
かまいたち(94点)
達者です。プロやなと思った。クオリティが高い、上手い。
ジャルジャル(88点)
ジャルジャルのファンだがこのネタはキライ。ごめんね。
ギャロップ(89点)
4分のネタではなかった。寄席などで15分くらい見たら楽しかったかも。場所負けした。
「自虐ネタは基本的にウケない」というのを、これだけのキャリアがあるなら知っていなければいけない。
今まで何してたんや。
ゆにばーす(84点)
コメントを振られていないので特に無しでした。
ミキ(98点)
贔屓しているわけではないけどファン。
ギャロップの自虐とは違って突き抜けて芸にできている。
人徳がある。決勝に出てほしかった。
トムブラウン(86点)
大熱演で感動した。未来のお笑いという感じ。ただ自分にはちょっとわからない
盛り上がるというのは力なのでスゴイと思う。でも今日(だけ)でいいや(笑)
霜降り明星(97点)
上手い!びっくりした、やるねぇ!ミキより好きかも!
和牛(98点)
もう完璧。
発想が天才的で、落ち着いたベテランの域のしゃべくり。
(決勝に)入った?よかった!
最終決戦の投票
和牛に投票。
最高でした。良かったね霜降り。迷ったんだけどね。
上沼恵美子のM-1コメントについて
全10組に対する点数の幅は最低がゆにばーすの84点、最高がミキと和牛の98点。
全体で14点差と、結構点数に幅がありましたね。
ジャルジャルやトムブラウンの様な変化球系のネタに対しては全体的に低めで、ミキ、和牛の他にかまいたちなど王道漫才に対しては高得点を付ける傾向がありました。
コメントでも自分の好みかどうかを明確に発言しており、テクニックや構成よりも好みで点数をつけるようですね。
審査員によっていろんな採点基準があるので好みで点数をつけること自体は決して悪い事ではありませんが、14点も差がついてしまうとなると、上沼恵美子さん好みのネタをやるかどうかというのは重要といえるでしょう。
カミナリやマジカルラブリーの様ないわゆる「上沼怒られ枠」は、今回は強いてあげればギャロップでしょうか?
最初は「4分のネタではなかった」とフォローも入っていましたが、最終的に「自虐はダメだ」と怒られていましたね。
上沼恵美子のM-1コメントが炎上!ミキ贔屓(ひいき)がスゴイ?
上沼恵美子さんのM-1コメントで炎上しているのは、主に「ミキ」に対するコメントです。
ミキは京都出身の兄弟コンビでM-1には2017年にはじめて決勝進出。
2018年は最初は準決勝で敗退したものの、敗者復活枠を勝ち取り見事決勝の舞台に進みました。
上沼恵美子さんはこの「ミキ」が大好きなようで、敗者復活がミキに決まる前から「ミキに来てほしい」と語るなどミキファンを公言。
「審査は公平にやります」といいつつも、その後見事ミキが敗者復活からネタを披露。
点数は98点という、会場がどよめく程の高得点を付けました。
コメントに関してても大絶賛で「ファンです!」と大興奮でした。
ですが、この点数とコメントに批判が殺到。
前述のとおりミキの2つ前に漫才を披露したギャロップは89点。
このギャロップのネタはツッコミの林さんがハゲていることをネタにした自虐漫才。
これに対し「自虐はウケない。芸歴長いんだからそれくらい知っておかないと」と厳しいコメントをしていました。
ですがミキが披露したのも兄・昴生さんの「ブサイク」というのをネタにした自虐漫才。
同じ自虐漫才だったにもかかわらずギャロップは89点で、ミキは98点と11点差。
「ギャロップと違いミキの自虐は芸に昇華できている」というコメントでしたが、ネットではかなりの批判が殺到。
- 矛盾している
- エコひいき
- 支離滅裂
- 私情入り過ぎ
と納得している人は少なかったようです。
上沼恵美子にM-1コメントにネットの声は?
上沼恵美子のM-1コメントに対するネットの声を集めてみました。
【上沼恵美子の珍発言】
ギャロップがハゲの自虐ネタ披露
→「自虐ネタは面白くない。何年やってるの?」
ミキがブスの自虐ネタ披露
→「自虐が突き抜けてる!面白い!私はミキのフアン!!」どういうことよこれ…。
#M1グランプリ— ヘロヘロヘロッピイ (@last_heroppy) 2018年12月2日
上沼恵美子、ギャロップのネタ後「自虐は基本的にウケない」とバッサリ切り捨てたくせにミキのときは同じ自虐ネタでも絶賛。オープニングトークでミキは好きだけどひいき目に見ないと言っていたのに結局ひいき評価。嘘つき白塗りオバQ #M1グランプリ
— edge@FFRK (@edge_GAME_) 2018年12月2日
「自虐では笑えない」って言ったあとに上沼恵美子お気に入りのミキがゴリゴリの自虐でしかも98点なの、哲学かな??
— かんそう (@b_kansou) 2018年12月2日
ん?上沼恵美子は自虐嫌いなのにミキの自虐はええんや、、ふーんそう、
そもそも審査員見直そうや— 北枕 半泣き黒猫団 (@northMAKURaa) 2018年12月2日
やはりほとんどが「矛盾している」「好みが出すぎ」「贔屓(ひいき)評価」と批判の声。
冒頭からミキファンを公言していたこともあり、納得のいく採点と思った人は少なかったようです。
まとめ
以上、上沼恵美子さんのM-1コメントをまとめてみました。
歯に衣着せずハッキリと好き嫌いをいうコメントは、かなり賛否が分かれるようです。
ミキの評価に対してはかなり贔屓(ひいき)が入っているという声が圧倒的に多く、公平な審査とは言い難かったかもしれませんね。
もちろん審査員も人ですし、好みでの採点というのもある意味賞レースらしいともいえますが、ネット上の声を見る限り、納得できる人は少なかったようです。
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